のどかな風景が広がるのは東京都西多摩郡日の出町。
ここ日の出町に新しく造立された大仏様「鹿野(ろくや)大仏」があるとゆう事で行ってみました。
鹿野大仏近くの平井川に架かる平井橋から見る風景。
ここも東京。
東京区部・03の国で生まれ育った私には新鮮な風景。
平井橋を渡ると看板がありました。
◆鹿野大仏に到着!!
・鹿野大仏とは?
鹿野大仏は塩澤山・寳光寺(えんたくざん・ほうこうじ)が造立した青銅製の大仏で、
仏名は釈迦牟尼如来。
総高は18m(台座含む)・仏身高は12m。
2013年に建設委員会を発足させ、造立場所は寳光寺の敷地内にある山の上に決定。
この山を「鹿野山」と名づけ、そこにお迎えする大仏様を「鹿野大仏」と命名。
2018年に完成し、同年4月11日に公開されたまさに最新型の大仏様なんです!!
因みに「鹿野」とゆう名称は室町時代に寳光寺を開山した以船文済とゆう和尚が、
敷地内に湧き出ている湯で野生の鹿が傷を治している様子を見て、
これを人々の役にも立てようと「鹿の湯」(しかのゆ)と名付け、それが「鹿野」の由来になっているんだそうです。
そして「鹿の湯」は多摩七湯の一つに数えられていて、明治初期まで湯治客で賑わっていたそうです。
現在は寳光寺の敷地内に「鹿の湯跡」が残されています。
※多摩七湯は「鹿の湯」の他に「鶴の湯」「蛇の湯」「玉の湯」「藤の湯」「岩蔵鉱泉」「出湯」とされているみたいです。
さっそく遠目から大仏様を拝観できました!!
ズーーーーーーーーム!!
鹿野大仏の参道。
でもまだ開通していませんでした。
なので、こちらの西参道を通ります。
ここから鹿野山を登り始めます。
近づいてきました!!
あと少し!!
見えました!!
到着!!
柔和なご尊顔。
寳光寺の寺紋である「茶の実紋」
お寺に来たお客さんに対して、美味しいお茶を出してもてなそうとゆう思いが込められているんだそうです。
◆続いて寳光寺を参拝してみました。
・塩澤山・寳光寺とは?
寳光寺の前身は天台宗の菩提院として建立。(開祖不詳)
山梨県の妙亀山・廣厳院の住職であった以船文済和尚が1478年にここに来て、
天台宗の菩提院を曹洞宗に改宗・復興して、寳光寺を建立したそうです。
本尊は聖観世音菩薩。
曹洞宗のお寺の本尊は釈迦牟尼如来なのですが、
寳光寺では前身である天台宗の菩提院時代の本尊を継いで聖観世音菩薩としているそうです。
武家屋敷みたいな塀!!
こちらが総門
この総門は寺で起きた3度の火災を免れた唯一の建造物だそうで、250~300年は現存している江戸時代からある門なんだそうです。(修復はしたそうです)
立派な山門
そして本堂
◆せっかくなので寳光寺の周辺を散策してみました。
荘厳な雰囲気の神社!!
足下田とゆう地区にある熊野神社です。
とゆう事で、新しい大仏様が見守る日の出町。
この様な大きな規模の新しい大仏様を拝観できるとゆうのは、かなり貴重な事なのかもしれません。
そのお姿は尊く、どこまでも優しい感じがしました。
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